今を生きる
Re-bornは「今を生きる」をテーマに、
「心と体の健康」を目指して、生活を見直し、
「新しい自分」を育んでいくコミュニケーションプロジェクトです。
NEWS
この活動がスタートしたきっかけ
そもそも乳ガンの診断を受けて手術を決断したリーダーが、全摘の前に撮影をしたいと友人のフォトグラファーに依頼。
ところが撮影当日の検査で奇跡的にガンが全て消えていたことがわかりました。
一時は「死」と向き合う経験をして、「当たり前のことなど何もない」ということに気づき、
それを救ってくれたのは、病気と付き合いながらも「今を生きる」人たちとの出会いでした。
そこで私達は情報を発信、シェアしていくことで誰もが参加できるプラットフォームを作ることになりました。
何をするのか？
現在Re-bornのメンバーはそれぞれフォトグラファー、
ヘアメイクとスタイリストであることから2017年7月にスタートさせました。
そして病気を通じて自身が生まれ変わった経験を持つ方達のポートレイトとメッセージを、
多くの人たちに発信していくことで既に反響を得ています。
撮影した写真はSNS上でそれぞれのメッセージと共に発信しています。
https://www.facebook.com/project.reborn.jp/
また撮影プロジェクト以外にも現在乳がんのステージ4でありながら、自身の感覚や知識に忠実に治療法を選びながら、
毎日を前向きに過ごしている飯泉薫さんのトークセッションを開催、
多くの方々から「日々の生活を見直すきっかけとなった」とご好評いただきました。
今後はトークイベント他、生活をより豊かにするための情報をシェアするワークショップなどを企画運営していきます。
Re-bornメンバー
代表／ヘアメイク：YUKO (Yuko Self)
大手化粧品メーカー退職後、メイクアップアーティストとして活動。
ファンエイジングを提唱し、内面の美しさを引き出すメイクアップで、
個人向けメイクレッスンや企業向けメイク研修などを実施。
乳がん宣告を受けた経験から、生きる力を手助けするメイクアップや
メディカルメイクで医療現場やNPO団体の支援など活動の幅を広めている。
フォトグラファー：yOU（河﨑 夕子）
広告や「Forbes」「Elle japon」などの雑誌でポートレイトを中心に活動する傍ら、
自身の作品で個展やイベントを開催するフォトグラファー。
マネジメント会社NMT inc.所属。
大切な友人を子宮体癌で失ったことをきっかけにYUKOと共にこの活動に関わることを決めた。
www.youk-photo.com
スタイリスト：ふちがみゆうき
広告、ファッション、芸能と幅広く活躍する一方、イベントのプロデュース、
ブランディング、ディレクションなどもこなす。
ヘアメイク：彩霞
ヘアメイク事務所PrendreLaMerに所属後、2012年に独立。
広告やカタログを中心に、スチールから影像まで幅広く活動中。
ライター：YOKO
エアライン系ガイドブック編集プロダクションを経て、フリーに。
旅行系媒体から、子育て、自治体の媒体まで手掛ける。
チームスタッフ：小林香織
ドラマー。12戚よりドラムを始め、相川七瀬やE-girls他多数のアーテイストのサポートや、
TM NETWORKの宇都宮隆、レペッカの土橋安騎夫、野村義男らと
バンド“U_WAVE”結成するなど多方面で活躍。
2011年子宮頸癌が発覚。広範子宮全摘出、リンバ節切除手術の後、
2012年1月まで抗癌剤治療。 寛解となり、2012年3月のライブより完全復帰、
子宮頸がん検診をより多くの女性に発信したく、啓発活動にも力を入れている。
Contact
大隈優子さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「すべてを受け入れること」
いくつかの体験を通じて、命のことを考えるようになりました。最初の体験は20歳のときに起きた日航機事故で幼馴染が亡くなったこと。それからずっと彼女が体験できなかたことを一緒に体験してきたような感覚があります。27歳のときに、親友だった噺家さんが突然、腹部大動脈瘤破裂で亡くなり、その数か月後、私自身が臨死体験をしました。無の世界を体験し、死後の世界がこんなに穏やかで幸福なら死は怖くないと感じました。
32歳のときに双子のうち一人を妊娠8カ月で亡くし、パニック障害に。そこから心理学や魂のこと、スピリチュアルなことを学び始めました。このころは、流産、死産を体験した人たちの悲しみに寄り添う活動をしていて、死に意味づけすることに重きを置いていたと思います。
そして、6年前に2度のがんを患った友人と出会い、彼女と心や病気のことなどをたくさん話しました。2019年に3度目のがんがわかり、昨年亡くなるまでの間、命、身体、病気、心と向き合う彼女を近くで見て、最後まで明るく自分を生きつくした姿に「死も悪ではない」ということを実感しました。
「病気は悪ではない」が彼女の口癖でした。でも死の二日前に「死が怖い」と言いました。私は臨死体験から「死ぬのは怖くない」と感じていましたが、それは奢りでした。彼女が死に至る過程を見てどんな言葉をかけるのがいいのか、わかりませんでした。病気は悪ではありません。治るのが勝ちで、亡くなるのが負けでもありません。すべてを受け入れることを看取りを通して学びました。昨年は彼女以外にも多くの死に直面した一年でした。話しをただ聞いて、したいことを手伝ってあげる。見送り役として寄り添ってあげること、遺された方達に光を届けることが私にできることだと思っています。
32歳のときに双子のうち一人を妊娠8カ月で亡くし、パニック障害に。そこから心理学や魂のこと、スピリチュアルなことを学び始めました。このころは、流産、死産を体験した人たちの悲しみに寄り添う活動をしていて、死に意味づけすることに重きを置いていたと思います。
そして、6年前に2度のがんを患った友人と出会い、彼女と心や病気のことなどをたくさん話しました。2019年に3度目のがんがわかり、昨年亡くなるまでの間、命、身体、病気、心と向き合う彼女を近くで見て、最後まで明るく自分を生きつくした姿に「死も悪ではない」ということを実感しました。
「病気は悪ではない」が彼女の口癖でした。でも死の二日前に「死が怖い」と言いました。私は臨死体験から「死ぬのは怖くない」と感じていましたが、それは奢りでした。彼女が死に至る過程を見てどんな言葉をかけるのがいいのか、わかりませんでした。病気は悪ではありません。治るのが勝ちで、亡くなるのが負けでもありません。すべてを受け入れることを看取りを通して学びました。昨年は彼女以外にも多くの死に直面した一年でした。話しをただ聞いて、したいことを手伝ってあげる。見送り役として寄り添ってあげること、遺された方達に光を届けることが私にできることだと思っています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
この世には良いも悪いもないので、良い悪いの判断をせず全てありのままを受け入れること。この世の中の美しさ、美しい仕組みに常に感動を忘れないこと。ビギナーズマインドを大切に、一瞬一瞬を新鮮な気持ちでいること。いつも愛の波動でいること。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
自分癒しを学んで実践できる「書道樂」講座を開催しています。書家としてInstagramで毎日作品を投稿していますので、ぜひフォローしてください。
また、瞑想や星読み、発酵食、書道、茶道、いけばなを通じて「Life」命、暮らし、人生を豊かにするライフフルネスアーティストサロンをオンラインで主宰しています。
加えて、「死産の体験から見た、周産期のグリーフ（喪失感情）ケア」「機能不全家庭に起こる母子共依存」「友人の看取り体験や臨死体験から見たワンネス」などをテーマにした電子書籍の出版も計画中です。
インスタグラム: @yukoyuko828
また、瞑想や星読み、発酵食、書道、茶道、いけばなを通じて「Life」命、暮らし、人生を豊かにするライフフルネスアーティストサロンをオンラインで主宰しています。
加えて、「死産の体験から見た、周産期のグリーフ（喪失感情）ケア」「機能不全家庭に起こる母子共依存」「友人の看取り体験や臨死体験から見たワンネス」などをテーマにした電子書籍の出版も計画中です。
インスタグラム: @yukoyuko828
大隈優子さんHP
instagram
真水美佳さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「たくさんの人との出会い。私が変わるきっかけをもらった」
2008年に両側乳がんと診断されました。間違いだと思って病院を変えて、サードオピニオンでやっと納得。きちんと説明してくれる医師に出会って、受け入れることができました。右は乳房全摘出と同時に再建、左は乳房温存で手術をしました。ですが、乳がんになったことが私にとってのRe-bornではありません。乳がんを経験したことで、素敵な人たちに出会い、私が変わるきっかけをもらったことがRe-bornです。
術後、乳房再建経験者の写真集を作りました。当時は乳房再建の情報はほとんどなく、医師からも紹介状を書くから自分で病院を探してと言われるほどでした。私が乳がんを発症した年、パリで乳がん患者の写真展が開催されたというニュースがあったのですが、当時の私には関係のないことと思い、音声だけを聞いていてニュースの画面は見ていませんでした。ですが、私の周りには乳がんを経験した人がいなく、手術後の胸がどのようになるのか知りたいと思ったことから、乳房を再建した写真集を作りたいと考えました。
乳房再建手術で乳房を取り戻した女性たちの写真集『いのちの乳房-乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人-』を出版後は、乳房再建に関する情報を発信するNPOを立ち上げました。どちらも乳がんにならなければ考えもしなかったこと。乳がんになったことで出会った人たちに、私自身が変わるきっかけをもらった思っています。
術後、乳房再建経験者の写真集を作りました。当時は乳房再建の情報はほとんどなく、医師からも紹介状を書くから自分で病院を探してと言われるほどでした。私が乳がんを発症した年、パリで乳がん患者の写真展が開催されたというニュースがあったのですが、当時の私には関係のないことと思い、音声だけを聞いていてニュースの画面は見ていませんでした。ですが、私の周りには乳がんを経験した人がいなく、手術後の胸がどのようになるのか知りたいと思ったことから、乳房を再建した写真集を作りたいと考えました。
乳房再建手術で乳房を取り戻した女性たちの写真集『いのちの乳房-乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人-』を出版後は、乳房再建に関する情報を発信するNPOを立ち上げました。どちらも乳がんにならなければ考えもしなかったこと。乳がんになったことで出会った人たちに、私自身が変わるきっかけをもらった思っています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
好奇心を持つこと。自分で自分を褒めること。自分が楽しいと思えることをやると、自ずと周りもハッピーになると信じて行動すること。自分の心の声を聞いて動くこと。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
今、運営しているNPO法人をこの先もずっと継続して活動していきたいです。自分で情報をつかみに行ける人は、納得できる手術が受けられます。乳がんになったみなさんが欲しいと思う情報を発信していきたいです。
NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeC
溝口綾子さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「与えられた今を、大切に生きる！」
健康が取り柄だった私ですが、30歳で靭帯切断をして入院とオペを初経験。それから35歳、40歳と大病を患い、身体の弱い人の気持ちを身をもって知りました。そして、45歳で乳がんに。これまでしたことのない多くの経験と人との出会いにより新しい道を歩き始めました。乳がんになってからの人生はとてもエキサイティング。病気やケガをすることはマイナスではなく、自分自身へのシグナルだと感じています。
乳がんの兆候は45歳で発覚する数年前からありました。しこりがあり、大きくなってきていることを感じながら、検診を受けていなかったのです。でも不安もあり44歳で受けたエコーで絶対に引っかかると思っていたのに、結果は要注意。それで少し安心してしまい、1年間放置してしまいました。ですが、さらにしこりが大きくなり、さすがにマズイとマンモグラフィーを受けることに。結果は悪性。乳がんについての知識もなくて、とても焦りました。
主治医から「術後6ヶ月したら乳房の再建手術ができる」といわれて、術後のぺったんこの胸も受け入れることができました。再建された方たちとの出会いも背中を押してくれましたね。みなさん体験談をお話しくださるのはもちろん、胸を見せてくれたり、時には触らせてくれたり。その感覚は「百聞は一見に如かず」で再建しようという気持ちがさらに大きくなりました。
もともとは小さな胸でしたが、再建によってずっとあこがれていた大きな胸を手に入れました。浴衣を着た時に胸があるのがとてもうれしい。再建した胸の大きさに合わせて、反対側の乳がんではなかったもともと胸も豊胸したんです。胸を再建するということは、物理的に膨らみを取り戻すだけではなく、精神的にも豊かになること。今は、胸を張って生きられています。
乳がんの兆候は45歳で発覚する数年前からありました。しこりがあり、大きくなってきていることを感じながら、検診を受けていなかったのです。でも不安もあり44歳で受けたエコーで絶対に引っかかると思っていたのに、結果は要注意。それで少し安心してしまい、1年間放置してしまいました。ですが、さらにしこりが大きくなり、さすがにマズイとマンモグラフィーを受けることに。結果は悪性。乳がんについての知識もなくて、とても焦りました。
主治医から「術後6ヶ月したら乳房の再建手術ができる」といわれて、術後のぺったんこの胸も受け入れることができました。再建された方たちとの出会いも背中を押してくれましたね。みなさん体験談をお話しくださるのはもちろん、胸を見せてくれたり、時には触らせてくれたり。その感覚は「百聞は一見に如かず」で再建しようという気持ちがさらに大きくなりました。
もともとは小さな胸でしたが、再建によってずっとあこがれていた大きな胸を手に入れました。浴衣を着た時に胸があるのがとてもうれしい。再建した胸の大きさに合わせて、反対側の乳がんではなかったもともと胸も豊胸したんです。胸を再建するということは、物理的に膨らみを取り戻すだけではなく、精神的にも豊かになること。今は、胸を張って生きられています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
ワクワクすること。何事にもトライすること＝達成感。私も周りのみんなも笑顔でいること。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
代表を務めている乳がん体験者の会KSHS（キチンと手術・ホンネで再建の会）では、コロナ禍の今だからこそリアルでの人との触れ合いの大切さを実感しています。本当に必要としている人へ届けられる方法を模索し、リアルに届ける活動にチャレンジしていきます。
プライベートでは、介護中の母の笑顔がたくさんあふれる毎日を過ごせたらと思います。天国の父も喜んでくれると信じて。何気ない普通の毎日が過ごせたら幸せです。
プライベートでは、介護中の母の笑顔がたくさんあふれる毎日を過ごせたらと思います。天国の父も喜んでくれると信じて。何気ない普通の毎日が過ごせたら幸せです。
一般社団法人KSHS
土橋優子さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「自分のからだの声に従う」
私は胎内記憶という感覚を持っています。けれど、長い間この「本来の自分で生きる」という感覚を意図的に隠していました。ですが、隠し切れない部分もあり、娘たちが胎内記憶について話したり、本来の自分で生きる姿を見せてくれたことをきっかけに、自分を解放することに決めました。
病気は自分で作るものだと思っています。なので、自分のからだの声を聞く。例えば、頭が疲れていると感じたら自分のからだに「どうしたい？」と問いかけます。「熱くなってから冷やしたい」と言われたら冷やすことで頭の疲れが解消されます。私は子どもたちが小さいころから毎日、子どものからだをさすりながら「今日はどんな感じ？」と問いかけてきました。そうすることで、子どもも自分で自分のからだの声を聞けるようになり、病気の予防もできています。
私は喘息や乳がんにもなりましたが、どうして病気になったのか、どうすることがいいのかを自分のからだに問いかけて、その答えに従って治療しています。
病気は自分で作るものだと思っています。なので、自分のからだの声を聞く。例えば、頭が疲れていると感じたら自分のからだに「どうしたい？」と問いかけます。「熱くなってから冷やしたい」と言われたら冷やすことで頭の疲れが解消されます。私は子どもたちが小さいころから毎日、子どものからだをさすりながら「今日はどんな感じ？」と問いかけてきました。そうすることで、子どもも自分で自分のからだの声を聞けるようになり、病気の予防もできています。
私は喘息や乳がんにもなりましたが、どうして病気になったのか、どうすることがいいのかを自分のからだに問いかけて、その答えに従って治療しています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
体験すること。
やってみないとわからないことばかりです。何でもやってみて、感じて、考えての繰り返し。「やってみる」ということを大切に様々なことに向き合っています。
やってみないとわからないことばかりです。何でもやってみて、感じて、考えての繰り返し。「やってみる」ということを大切に様々なことに向き合っています。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
子どもの視点で、子どもの価値観で創った幼児教育を広めていきたいと活動をしています。
「絵本」「講演会」「講座」「教育システム開発」など。そして何よりも、私自身が生まれる前からもっている本来の自分で生きることを日々実践していけたらと思っています。
「絵本」「講演会」「講座」「教育システム開発」など。そして何よりも、私自身が生まれる前からもっている本来の自分で生きることを日々実践していけたらと思っています。
山田千紘さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「気持ちまで変わっちゃダメだ。ポジティブな考え方に」
仕事漬けの毎日で、週末は友人との飲み会。そんな毎日を送っていた20歳のある日。その日は朝から体調も悪く、寝過ごして終着駅まで行ってしまいました。電車を降りたものの朦朧としていて駅のホームから転落。駅に入ってきた電車にひかれました。夜中の大手術で奇跡的に命はとりとめたものの、その代償として右腕と両足の三肢を失うことに。事故後10日間ほど意識がなかったのですが、我に返ってから直面した変わり果てた自分の姿に生きる希望を失うほど、人生のどん底に落ちていました。
誰にも入院していることを知らせていませんでしたが、ある日高校の友人がお見舞いに来てくれました。勇気を出して自分のからだを見せましたが、彼はケガのことには一切触れず。たわいもない話を3時間ぐらいして帰って行きました。そのとき「変わったと思っていたのは自分だけ。失ったのは片手と両足だけで、気持ちまで変わってはダメだ」とポジティブな考え方をするように変わりました。
誰にも入院していることを知らせていませんでしたが、ある日高校の友人がお見舞いに来てくれました。勇気を出して自分のからだを見せましたが、彼はケガのことには一切触れず。たわいもない話を3時間ぐらいして帰って行きました。そのとき「変わったと思っていたのは自分だけ。失ったのは片手と両足だけで、気持ちまで変わってはダメだ」とポジティブな考え方をするように変わりました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
感謝の気持ちを忘れないこと、時間の使い方は特に大切にするようにしています。今の自分がいるのは周りにいる家族や友人の存在があったからこそ。ケガをしたことで、親のありがたみや、自分の友人たちに支えられていることに気づけました。そういった人への感謝の気持ちは常に忘れてはいけないと思いながら生きています。
健常者も障がい者も1日の時間は24時間で平等です。手がないから、足がないからは言い訳になりません。電車に乗り遅れそうなとき、健常者は走れば間に合うけれど僕は走れません。だったら早く家を出ればいいし、もっと言えば早く起きればいい。自分で1日の時間の使い方を考えるようになりました。
健常者も障がい者も1日の時間は24時間で平等です。手がないから、足がないからは言い訳になりません。電車に乗り遅れそうなとき、健常者は走れば間に合うけれど僕は走れません。だったら早く家を出ればいいし、もっと言えば早く起きればいい。自分で1日の時間の使い方を考えるようになりました。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
2つあります。
ひとつは、僕のInstagramを見てくださっている人の中には、生まれつき手や足がない子どものご両親がいらっしゃいます。手と足がない僕が様々なことにチャレンジしたり歩み続けることを発信していくことで、そういった方たちの子どもに対する不安をなくしていきたいです。子どもたちがいろいろなことに挑戦して笑顔でいられるような道筋を作っていきたい。そしてその子どもたちが大きくなったときに、僕に会いたいと思ってもらえるような活動をしていきたいです。今年の冬はチェアスキーに、春にはダイビングにも挑戦します。また、2020東京オリンピックパラリンピックの聖火ランナーにも選ばれました。張り切って走りたいと思います。
もうひとつ、僕は20年間、五体満足な健常者として生きてきました。そして今は三肢がない障がい者として歩んでいます。失ったものは確かに大きいですが、その分得たものもたくさんあります。比較をすることは好きではないですが、健常者の20年間も良かったけれど、障がい者になってからの人生も本当に良かった！と胸を張って言えるような人生を歩んでいきたいと思います。そしていつかその人生を歩んで実感したことを本に描いて多くの人に届けることが目標です。
Instagram chi_kun0922
ひとつは、僕のInstagramを見てくださっている人の中には、生まれつき手や足がない子どものご両親がいらっしゃいます。手と足がない僕が様々なことにチャレンジしたり歩み続けることを発信していくことで、そういった方たちの子どもに対する不安をなくしていきたいです。子どもたちがいろいろなことに挑戦して笑顔でいられるような道筋を作っていきたい。そしてその子どもたちが大きくなったときに、僕に会いたいと思ってもらえるような活動をしていきたいです。今年の冬はチェアスキーに、春にはダイビングにも挑戦します。また、2020東京オリンピックパラリンピックの聖火ランナーにも選ばれました。張り切って走りたいと思います。
もうひとつ、僕は20年間、五体満足な健常者として生きてきました。そして今は三肢がない障がい者として歩んでいます。失ったものは確かに大きいですが、その分得たものもたくさんあります。比較をすることは好きではないですが、健常者の20年間も良かったけれど、障がい者になってからの人生も本当に良かった！と胸を張って言えるような人生を歩んでいきたいと思います。そしていつかその人生を歩んで実感したことを本に描いて多くの人に届けることが目標です。
Instagram chi_kun0922
門井路恵さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「特別なことではないけれど、1日1日を大切に」
元々、疲れやすい体質でしたが、腰の痛みが気になって整形外科へ。ですが、特にコレという箇所がなく、あちこちの病院へ回されて、最終的に血液検査をすることになりました。血液検査の結果、甲状腺に気になる所見がありましたがそれほど重要そうでもなく、1年ほど様子を見ることに。改善が見られないので再度検査したところしこりが見つかり、大きな病院を紹介されました。
甲状腺がんと診断され、2018年11月末に入院、手術、放射線治療と進みました。甲状腺がんは抗がん剤ではなく、術後は放射線治療をするのが一般的なようです。まさか自分ががんになるとは思っていませんでした。幸い進行が遅く手術でほぼ治るという乳頭がんで、命にはかかわらないとのことでしたが、がんという病気は死を連想させます。死と向き合うことが自分にも起きるんだなと。考え込んでしまうと悪い方へ悪い方へと想像してしまうので、病気になったことも日常のひとつであり、特別なことだと思わないように努めました。だから、がんに負けないようにしようということだけを考えるようにして、普通に生活することにこだわりました。
甲状腺がんと診断され、2018年11月末に入院、手術、放射線治療と進みました。甲状腺がんは抗がん剤ではなく、術後は放射線治療をするのが一般的なようです。まさか自分ががんになるとは思っていませんでした。幸い進行が遅く手術でほぼ治るという乳頭がんで、命にはかかわらないとのことでしたが、がんという病気は死を連想させます。死と向き合うことが自分にも起きるんだなと。考え込んでしまうと悪い方へ悪い方へと想像してしまうので、病気になったことも日常のひとつであり、特別なことだと思わないように努めました。だから、がんに負けないようにしようということだけを考えるようにして、普通に生活することにこだわりました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
自分と4人の子どもたち、それぞれの人生に寄り添って行くこと。今も治療が続いていて、治療の際には食事制限もあります。放射線治療をしていたときは、薬の量によって子どもたちは自宅、私は実家で過ごすこともあって。その間子どもたちと会えないのが辛いです。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
まだ具体的なことは何も考えてはいません。ですが、自分の日常を伝えることで少しでも誰かの力になれるとしたら、私の経験を発信していけたら良いのかなと思います。
喜多川なおみさん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「心が平安で穏やかだと、日常の幸せにすぐに気付ける」
ちょうど10年前、40歳のときに初めて受けた人間ドックで膵臓と乳腺の腫瘍が見つかりました。同時に二つも癌の疑いを伝えられ、生まれて初めて「死」に直面した出来事でした。子供達がまだ小さくて、私がいなくなったらこの子たちは一体どうなるのだろう…と涙が止まりませんでした。振り返ると、この出来事が人生の大きな転換期でした。すぐに手術をしたがる最初の主治医の言動に不信感がぬぐえず、セカンドオピニオンを経て、信頼できる今の主治医に出会えました。膵臓、乳腺とも手術の必要なしとの丁寧で謙虚な説明に納得。心身の健康を取り戻すために、中学校教員を辞めました。
腫瘍ができたのは心も疲れ切ったことも大きな原因だと感じていたので、様々なセラピーを受け、心と身体を癒しました。その中で心理セラピストの師匠にも出会い、学びました。本当に人生は出会いですね。回復した後5年ほどセラピストとして、その方の本来の輝きを取り戻して、生き生きとした人生へ歩み出すサポートをして来ました。私とクライアントさんの魂が響き合うことに、この上ない喜びを感じていました。実は、今また小学校の教員に戻っています。学校から短期でいいから戻って欲しいという誘いに、何故かワクワクが止まらなくて、復職を決めました。3年前の離婚で真に人生リセットをし、心の平和が訪れたことも一因かもしれません。教育現場で子供たちと響き合うこと保護者を支えて行くことに、セラピストの経験が大きく生かされています。今は、自由で豊かな日々の幸せをしみじみと味わっています。
腫瘍ができたのは心も疲れ切ったことも大きな原因だと感じていたので、様々なセラピーを受け、心と身体を癒しました。その中で心理セラピストの師匠にも出会い、学びました。本当に人生は出会いですね。回復した後5年ほどセラピストとして、その方の本来の輝きを取り戻して、生き生きとした人生へ歩み出すサポートをして来ました。私とクライアントさんの魂が響き合うことに、この上ない喜びを感じていました。実は、今また小学校の教員に戻っています。学校から短期でいいから戻って欲しいという誘いに、何故かワクワクが止まらなくて、復職を決めました。3年前の離婚で真に人生リセットをし、心の平和が訪れたことも一因かもしれません。教育現場で子供たちと響き合うこと保護者を支えて行くことに、セラピストの経験が大きく生かされています。今は、自由で豊かな日々の幸せをしみじみと味わっています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
さまざまなことを選択するときに「私を幸せにする大好きな〇〇は」とハートに聞いて決めるようにしています。また自分の中のイルカを思い出すことも大事だと思っています。イルカは遊び心があって、とても自由で楽しそうで、私のあこがれの存在です。たまには自然の中に行って、エネルギーチャージすることも大切にしています。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
まずは、いつも私を応援してくれている子供達と一緒に過ごせる日々を目一杯楽しんで行きたいです。そして自分の心の声に正直な選択をして、自分を喜ばせていたいと思います。子供達が巣立ったら今までの様々な人生経験を生かして、縁のある人々を幸せにする活動をしていきたいですね。
山口秀子さん
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01.あなたにとってのRe-bornとは？
「生きることとは、食べること」
看護婦をしていた53歳のときに、患者さんへの採血の際に誤ってC型肝炎になってしまいました。半年間の入院生活の間、髪も抜けたりと症状も良くなく、家族たちももうダメだろうと、私の洋服をはじめ家の中のものを遺品整理したほど。おかげで退院時に普通の洋服がなくて、スーツを着る羽目になりました（笑）。
自分勤めていた病院に入院していましたが、病院食がまずくて。娘用にと隣の蕎麦屋さんからカレーうどんを出前してもらい、私がうどんを食べて、娘が私の病院食を食べました。本来はいけないことですが、食べないことには生きることはできません。私がまだ5歳だった戦時中の出来事ですが、私は兵隊さんからおにぎりをもらって食べたことで生き延びることができました。食べなかった子たちは目の前で死んでいった、その経験もあり病床でも食べることには執着したんだと思います。結果的に私は今、こうして元気にいます。食べることが何より大切だということを、身をもって実感しました。
自分勤めていた病院に入院していましたが、病院食がまずくて。娘用にと隣の蕎麦屋さんからカレーうどんを出前してもらい、私がうどんを食べて、娘が私の病院食を食べました。本来はいけないことですが、食べないことには生きることはできません。私がまだ5歳だった戦時中の出来事ですが、私は兵隊さんからおにぎりをもらって食べたことで生き延びることができました。食べなかった子たちは目の前で死んでいった、その経験もあり病床でも食べることには執着したんだと思います。結果的に私は今、こうして元気にいます。食べることが何より大切だということを、身をもって実感しました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
人の気持ちをわかってあげること、自分よりほかの人を優先すること。
今はその思いから、発達障害の子の就職支援をするNPOで週6日、ボランティアで活動をしています。今関わっている子どもたちが無事に就職できるまで、彼らのサポートをしていきたいです。
今はその思いから、発達障害の子の就職支援をするNPOで週6日、ボランティアで活動をしています。今関わっている子どもたちが無事に就職できるまで、彼らのサポートをしていきたいです。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
NPOの活動を終えたら、美術の勉強を再開したいです。今は休学していますが、武蔵野美術大学の通信課程の3年生で女子大生なんですよ（笑）。また、世界各国を旅していた中で出会った人たちと再会もしたい。今一番行きたいのは、ドイツ。しっとりとしていていい国です。
人は必ず死ぬもの。いつどこで死んでもいい、そう思っているので何でもできます。怖いものはないですね。人生は自分で作るものですから。
人は必ず死ぬもの。いつどこで死んでもいい、そう思っているので何でもできます。怖いものはないですね。人生は自分で作るものですから。
谷野菜穂さん
46
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「どん底からの奇跡的な躍進」
これまでに2回、人生の逆転満塁ホームランと位置付けられるような経験をしました。1回目は15年前。長女を産んだ後から体調が悪く、常に横になっているような状態でした。自分が描く理想の母親像と違い、とても落ち込みました。検査をしてみるとバセドウ氏病との診断。育児もできない状況が続き、母親に相談したところサプリメントが送られてきました。1包飲んでみると緞帳が上がるように目の前が開けました。数値的にも完治。5か月間苦しんでいたので、この経験は驚きでしかなかったです。
その後、紆余曲折あり。東日本大震災があった2011年には極度の貧困生活で、野草を食べるような生活に。もう後がないという状況になった時にふと目にした講座を見つけ、出席。自分の性格（＝潜在意識）を変えることを実践したところ直後から生活が一変。翌月には世帯収入が2.5倍となり、貧困生活を脱出しました。
2回とも、どうしてこんなことが起きたのかを知りたくて、いろいろなことを学び、実践し続けていました。体と心の現実が一瞬で変化したこの奇跡を納得いく理屈で理解し、再現方法を探求しています。私の人生の役目は「この経験で得たものを伝えること」と思っています。
その後、紆余曲折あり。東日本大震災があった2011年には極度の貧困生活で、野草を食べるような生活に。もう後がないという状況になった時にふと目にした講座を見つけ、出席。自分の性格（＝潜在意識）を変えることを実践したところ直後から生活が一変。翌月には世帯収入が2.5倍となり、貧困生活を脱出しました。
2回とも、どうしてこんなことが起きたのかを知りたくて、いろいろなことを学び、実践し続けていました。体と心の現実が一瞬で変化したこの奇跡を納得いく理屈で理解し、再現方法を探求しています。私の人生の役目は「この経験で得たものを伝えること」と思っています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
五感覚。心と体、内と外。個と全、調和とバランス。
心と体は両輪で、片方だけではなく、両方が健全であることが大事です。加えて、本気なことが大切だと思っています。
心と体は両輪で、片方だけではなく、両方が健全であることが大事です。加えて、本気なことが大切だと思っています。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
コーチングスクールの講師や、ライフコーチ＆目標達成コーチとして仕事をしています。セミナーなどでも奇跡は起こるのではなく、意図的に起こすものということや、その体質の作り方を伝えていきたいと思っています。
藤田紅美さん
41
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「人とのつながりを積極的に求める」
複雑な家庭環境で育ち、子どものころはいじめにも合いました。悩みを抱え込んでしまうタイプで、良くも悪くも責任感が強いと思います。そんなこともあり、20代の時には体重が30㎏代まで落ちて、死にそうになりました。
その後結婚、妊娠。妊娠5ヶ月のときに不正出血があり流産かと思い病院へ行ったところ、腎臓がんが見つかりました。腫瘍はこぶし大。周囲の反対はありましたが、転移がなかったので出産を決意。子どもを予定日より2ヶ月早く出産して、その3週間後、がんの摘出手術を行いました。子どもが生まれた時に大きな声で泣いてくれて、とても嬉しかった。でも、必ず無事に生まれるという自信はありました。
今も規則正しい生活を心がけています。いつどうなるかはわからないし、子どもといられる時間は今しかありません。これまでの経験から、自分のために必要な人は必ず残ると確信できるようになりました。人とのつながりを積極的に求めていけるようになったと思います。
その後結婚、妊娠。妊娠5ヶ月のときに不正出血があり流産かと思い病院へ行ったところ、腎臓がんが見つかりました。腫瘍はこぶし大。周囲の反対はありましたが、転移がなかったので出産を決意。子どもを予定日より2ヶ月早く出産して、その3週間後、がんの摘出手術を行いました。子どもが生まれた時に大きな声で泣いてくれて、とても嬉しかった。でも、必ず無事に生まれるという自信はありました。
今も規則正しい生活を心がけています。いつどうなるかはわからないし、子どもといられる時間は今しかありません。これまでの経験から、自分のために必要な人は必ず残ると確信できるようになりました。人とのつながりを積極的に求めていけるようになったと思います。
02.生きていく上で大切にしていることは？
1日1日を一生懸命、精一杯生きること。神様はその人に乗り越えられる試練しか与えません。その山を乗り越えられるということは、生き抜くパワーを持っているということ。時には「ま、いっか」と力を抜くことも大切にしています。なんとかなるさ（笑）。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
体を壊して、体が資本なことを改めて感じました。学生時代は長距離ランナーで、駅伝にも出ていました。今はフルマラソンに出たいなと思っています。走るリズムが好きで、走っている間は無心になれるんです。
永松真依さん
31
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「大切なものとの出会い」
6年前にかつお節を削る祖母に出会ったことが、私の人生を大きく変えてくれました。やりたい事もなく、ただただ時間が過ぎていく中で好きなことを見つけたのがその時でした。その数か月後に女性がかかりやすいという、バセドウ病になりました。訳もわからずイライラしたり、自分で自分がわからなくなったり、動悸が激しくて苦しくなったり、急にやる気がなくなったり。外見では目が出てしまったりと、かなりショックでした。
でも、どんなに辛くても大好きなかつお節が私の心を支えてくれています。手術はしていないので、完治はしていません。今は症状が出そうだなとわかるようになってきたので、そんな時は疲れているサインだと思って、自分のからだと相談しながらバランスを取りながらやる方法が少しずつわかってきました。
でも、どんなに辛くても大好きなかつお節が私の心を支えてくれています。手術はしていないので、完治はしていません。今は症状が出そうだなとわかるようになってきたので、そんな時は疲れているサインだと思って、自分のからだと相談しながらバランスを取りながらやる方法が少しずつわかってきました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
人間関係も、化粧も、着るものも、そして食べるものもシンプルが一番、シンプルこそが真だなと思っています。からだは一つです。動きすぎると疲れて病気も再発しやすいので、何を大切にするか優先順位を考えるようになりました。かつお節はシンプルな天然のスープです。食事もシンプルに素材を大切にするものが好きになってきました。かつお節という日本古来よりあり続ける食に出会い、シンプルだけどその多様な使い道は計り知れない。そんな姿が美しいと感じています。
Re-bornのプロジェクトを通して、本当に素敵な女性ばかりに出会っています。素敵な女性は本当にシンプルで意見もはっきりしていて、食べることも大切にしていると思います。私も5年後、10年後にそんな姿になれるようになりたいです。
Re-bornのプロジェクトを通して、本当に素敵な女性ばかりに出会っています。素敵な女性は本当にシンプルで意見もはっきりしていて、食べることも大切にしていると思います。私も5年後、10年後にそんな姿になれるようになりたいです。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
2017年から渋谷で「かつお食堂」という店を営んでいます。提供しているのは、削りたてのかつお節を乗せたご飯と味噌汁というシンプルな食事。私が全国のかつお節の産地を巡りながらご縁をいただいた美味しく愛あふれるかつお節を、定期的に産地や作り手さんを変えながら楽しんでいただいています。
日常でかつお節をもっと美味しく、もっと生活に寄り添っていけるように。かつお節の魅力を伝えていきたいと始めた店です。多くの方々の手によって作られる、昔ながらのかつお節の美味しさで、これからもたくさんの美味しい笑顔をお届けしていきたいです。
日常でかつお節をもっと美味しく、もっと生活に寄り添っていけるように。かつお節の魅力を伝えていきたいと始めた店です。多くの方々の手によって作られる、昔ながらのかつお節の美味しさで、これからもたくさんの美味しい笑顔をお届けしていきたいです。
衣川亜衣さん
40
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「一歩踏み出すこと」
私はこれまで2つの大きな病気になりました。ひとつは19歳で患った自己免疫疾患の全身性エリテマトーデスという難病。一生付き合っていく病気を受け入れ、どう自分らしく生きていくかということに向き合うきっかけとなりました。生活で無理はできません。特にストレスと疲れは大敵。当時夢に見ていた仕事は負担が大きいと判断して、あきらめざるを得ませんでした。
そして31歳で子宮頸がんに。2年間の経過観察の後、円錐切除手術を受けたのですが、入院した日に東日本大震災が起きました。がんと震災で実感した死の恐怖。いつ何が起きるかは誰にもわかりません。「このままではいけない」と私の進む方向、視点がクリアになり、世の中の役に立ちたい！という思いを自己確認。一歩前に進む決意をしました。
そして31歳で子宮頸がんに。2年間の経過観察の後、円錐切除手術を受けたのですが、入院した日に東日本大震災が起きました。がんと震災で実感した死の恐怖。いつ何が起きるかは誰にもわかりません。「このままではいけない」と私の進む方向、視点がクリアになり、世の中の役に立ちたい！という思いを自己確認。一歩前に進む決意をしました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
一期一会ですね。ヒト・モノ・コト・タイミング…良いことも悪いこともすべてかけがえのない出会いだと思っています。あらゆることにしなやかに向き合い、学ぶことを止めず、面白がって、感動していきたい！ あとはユーモアかな。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
子宮頸がんで入院していたときに「オーガニックを学びなさい」と夢で言われました。私がこれから目指す道はコレだ！と思い、オーガニックを勉強して、食やコスメやファッションなど、自分が取り入れて良かったものを友人にすすめています。小さな発信を続けて6年くらいかな。今のイチオシは布ナプキン。からだが血量をコントロールするようになるので、快適さが違います。私の場合は生理痛も軽減されましたし、コットンやリネンの肌触りが気持ちいい。洗う手間はありますが、ゴミが増えず、環境にもいいので女性のみなさんにはぜひ試してみてほしいです。
自分ひとりで生きている訳ではないことを、病気を通じて実感しました。だからこそ、みんなが喜んでくれることがとても嬉しい。面白いことが大好きな性格を活かして⁉ 自分らしいオーガニックの伝え方をしていきたいです。
自分ひとりで生きている訳ではないことを、病気を通じて実感しました。だからこそ、みんなが喜んでくれることがとても嬉しい。面白いことが大好きな性格を活かして⁉ 自分らしいオーガニックの伝え方をしていきたいです。
嶋田善隆さん
45
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「今がまさにRe-born。新たな自分の始まり」
5年近く胃がんの治療を続けてきて、おかげさまで昨年11月に寛解しました。胃がんの宣告を受けたときには「余命4ヶ月」と言われ、腫瘍が大きすぎて手術もできない状況でした。そのときは「今年の紅白は見れないのか」と思いましたが、他人事のようで……。あまり実感はわきませんでした。そんながんが投薬によって小さくなり切除できて、脳への転移や遠隔リンパ節への転移も放射線治療と免疫療法で見えなくなりました。正直、がんが寛解すると思ってもいなかったので、今がRe-bornだと感じています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
病気になる前から変わりませんが「時間と約束を守ること」です。これは人にとって一番大切な当たり前のことだと思っています。時間と約束を守れないと信頼を損ないます。体調が悪いときにそれを実行することは大変でしたが、約束を守らなければいけない、という気持ちが常に自分を動かしてくれたことが、良かったかもしれません。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
自分はがんであることをあまり人に伝えたくありませんでした。「がんなの？」という周囲の戸惑いの視線が好きではなかったからです。がんだからと腫れ物に触るように扱われることが嫌でした。今、がんは治る病気になりつつあります。自分が良い例だと思います。がんや抗がん剤にネガティブなイメージを持ってほしくありません。男性ということもありますが、髪はなければないで、ひげも鼻毛もなくなってラクでした（笑）。中には髪の抜けない抗がん剤やオプジーボなどの免疫療法もあります。自分のがんが寛解したのもオプジーボの効果が大きかったと思います。近年はがんの治療法が多岐にわたります。そういうことを、多くの人に知ってもらいたいですね。
嶋田恵さん
44
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「落ちるところまで落ちて、あとは上がるだけ」
そんな気持ちで毎日を楽しく生きる。
5年前から主人が胃がんで闘病中。私自身も2年前に乳がんになりました。乳房に異変を感じたのは3年前。でも、検査結果はグレーだったのでそのままに。しばらくして腫瘍が大きくなったので切ることを決めたのですが、直後に主人の頭に転移が見つかりました。放射線治療の結果、主人の頭に転移したがんは消滅しましたが、家族にとってはとても大変な数年間でまさに「どん底」のようでした。けれど「あとは上がるだけ」と気持ちを切り替えて、私たちも子どもたちも毎日を普通に過ごしています。
5年前から主人が胃がんで闘病中。私自身も2年前に乳がんになりました。乳房に異変を感じたのは3年前。でも、検査結果はグレーだったのでそのままに。しばらくして腫瘍が大きくなったので切ることを決めたのですが、直後に主人の頭に転移が見つかりました。放射線治療の結果、主人の頭に転移したがんは消滅しましたが、家族にとってはとても大変な数年間でまさに「どん底」のようでした。けれど「あとは上がるだけ」と気持ちを切り替えて、私たちも子どもたちも毎日を普通に過ごしています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
昨年までは体調が落ち着かず、外出もできませんでしたが、今年に入り復活を感じています。「今を楽しく過ごす、自分のやりたいことをやる」。普段の生活の中に幸せな瞬間があることに気づける、五感を使って感じることを大切にしています。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
がんサバイバーであり、がん患者家族です。私が経験したがんに関する知識や思いを、患者さんだけでなく、一般の人に理解してもらえる活動をしていきたい。がんは治る病気になってきています。主人が治療で2年に渡り今話題のオプジーボの投与を受けていたのですが、この秋に転移で見えるガンがほとんどなくなって投薬を修了することになりました。標準治療以外にもやれることはたくさんあります。最新医学についても伝えていきたいですね。
飯泉薫さん
44
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「初心に帰ること」
食事と運動のバランスで身体づくりを推進されている薫さん。
昨年春に乳がんステージⅣと診断され、ホルモン剤治療や抗がん剤治療を試す中で、本人の希望により合わないと感じた薬を中止しましたが、
今年2月には何も治療しない場合、この夏まで（半年）持つかどうかの余命宣告を受けていました。
骨や臓器に転移し、体中が痛いながらも病院での生活ではなく、自分で良いと感じたものを試しながら、癌と共に生活しています。
「飯泉薫-乳癌ステージⅣ情報」では、私たちが生きて行く上で気付きとなる大切なメッセージが配信されています。
昨年春に乳がんステージⅣと診断され、ホルモン剤治療や抗がん剤治療を試す中で、本人の希望により合わないと感じた薬を中止しましたが、
今年2月には何も治療しない場合、この夏まで（半年）持つかどうかの余命宣告を受けていました。
骨や臓器に転移し、体中が痛いながらも病院での生活ではなく、自分で良いと感じたものを試しながら、癌と共に生活しています。
「飯泉薫-乳癌ステージⅣ情報」では、私たちが生きて行く上で気付きとなる大切なメッセージが配信されています。
02.あなたが生きる上で大切にしていることは何ですか？
「ブレない、後悔しないこと」
03.現在の活動や伝えたいこととは？
「心と身体、食事と運動、大切なのはバランスです。十人十色、病気の治療法も一つではない。元気を保つには様々な方法があります。
自分の経験から学んだことや試したことによる変化を配信しながら、食品やアイテムも“本物”を基本にオススメしています。
イベント活動は、超戦闘プロレス FMW コミッショナーとして 元気になれるプロレス観戦をオススメしています。」
自分の経験から学んだことや試したことによる変化を配信しながら、食品やアイテムも“本物”を基本にオススメしています。
イベント活動は、超戦闘プロレス FMW コミッショナーとして 元気になれるプロレス観戦をオススメしています。」
薔薇善いいもの SHOP
『飯泉薫 - 乳癌ステージIV情報』
小林香織さん
40
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「苦難を乗り越えた人はその分強くなれた自分がいる。全く新しい自分です。」
「３３歳の時に子宮頸がん発覚により、広汎子宮全摘出、リンパ節切除手術、抗癌剤治療。半年の治療で寛解となる。
もし再発して抗癌剤治療になるなら死んだ方がマシと思うほど、抗癌剤が辛かったですが、月日が流れ、
その辛さよりも、家族や周りの友人から受け取る愛の形の方が大きくなり、自分を成長させてもらい、もし今後何があっても『乗り越えられる』と感じるようになりました。
『辛さ、苦しさの先には今までに感じた以上の幸せがある』と言うことをお伝えしたく参加を決めました。加えて、受診率アップを広めて行きたいと考えています。』
もし再発して抗癌剤治療になるなら死んだ方がマシと思うほど、抗癌剤が辛かったですが、月日が流れ、
その辛さよりも、家族や周りの友人から受け取る愛の形の方が大きくなり、自分を成長させてもらい、もし今後何があっても『乗り越えられる』と感じるようになりました。
『辛さ、苦しさの先には今までに感じた以上の幸せがある』と言うことをお伝えしたく参加を決めました。加えて、受診率アップを広めて行きたいと考えています。』
02.生きていく上で大切にしていることは？
「感謝の気持ち。」
03.現在の活動や伝えたいことは？
早期発見できれば、失う物、辛い気持ちは少なくて済みます。
そのためにも子宮頸がんの原因を知っていただき、検診を勧めて行きたいです。
そのためにも子宮頸がんの原因を知っていただき、検診を勧めて行きたいです。
参照：テレビ東京「生きるを伝える」
嶋田美紀さん
44
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「今という限られた時間、思い立ったら即行動！」
4年前、若くして最愛の旦那様を癌で亡くされた美紀さん。長年のお付き合いの末、プロポーズは彼が余命宣告を受けた後でした。
全て分かった上で入籍し、夫婦、家族としての生活は僅か8ヶ月。旦那様との想い出を胸に、今は更に近く彼を感じられ、困った時にはいつも導いてくれているようです。
現在は、実母の介護しながら接客業の仕事にも取り組み、笑顔をモットーに、自分のペースを保ちながら色々なことにチャレンジして楽しんで生活しています。
全て分かった上で入籍し、夫婦、家族としての生活は僅か8ヶ月。旦那様との想い出を胸に、今は更に近く彼を感じられ、困った時にはいつも導いてくれているようです。
現在は、実母の介護しながら接客業の仕事にも取り組み、笑顔をモットーに、自分のペースを保ちながら色々なことにチャレンジして楽しんで生活しています。
02.生きていく上で大切にしていることとは？
「愛とユーモアと洒落っけ」
03.現在の活動や伝えたいこととは？
「旦那さんを思い出すと今でも涙が出ます。我慢せずに、感情は表に出すことで自分を保てていると思います。
彼との別れや母の介護で感じたことや気付けたことがいっぱいあります。「かわいそう」と見られがちな私の人生では終わらせない！
私は私の限られた時間をどう過ごしていくのか？後悔しないためにも『会いたい人には会いに行く！行きたいところには行く！
出来るなら先伸ばしず、直ぐ行動！そして、何事も覚悟をもって行動する！』そんなことを思って生きています。」
『漫画 君たちはどう生きるか』原作 吉野源三郎
漫画 羽賀翔一
→最近出会ったオススメの本です。80年前に書かれた小説の漫画版。ぜひ読んでみてください。
彼との別れや母の介護で感じたことや気付けたことがいっぱいあります。「かわいそう」と見られがちな私の人生では終わらせない！
私は私の限られた時間をどう過ごしていくのか？後悔しないためにも『会いたい人には会いに行く！行きたいところには行く！
出来るなら先伸ばしず、直ぐ行動！そして、何事も覚悟をもって行動する！』そんなことを思って生きています。」
『漫画 君たちはどう生きるか』原作 吉野源三郎
漫画 羽賀翔一
→最近出会ったオススメの本です。80年前に書かれた小説の漫画版。ぜひ読んでみてください。
稲川裕子さん
37
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「自然とともに、生きること」
「32歳の時、突然の複数個の円形脱毛が発見され、自己免疫性疾患（頭部の全体が脱毛する全頭型脱毛症）と診断される。
強いストレスやショックがきっかけとなって、病原体などから身を守る免疫が自分自身を攻撃してしまう脱毛症とのこと。
脱毛治療の権威として広く知られる坪井良治東京医科大学皮膚科教授の治療の元、5年の歳月経てようやく克服することができた。」
強いストレスやショックがきっかけとなって、病原体などから身を守る免疫が自分自身を攻撃してしまう脱毛症とのこと。
脱毛治療の権威として広く知られる坪井良治東京医科大学皮膚科教授の治療の元、5年の歳月経てようやく克服することができた。」
02.生きていく上で大切にしていることは？
「寛容であること。笑顔。」
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
「患った当時、毎日ひどくストレスと不安を抱えた日々を送っていました。 布団に入ってもまったく寝付けず、30分毎に時間を確認してしまう・・・といった日々。
当時の上司から脱毛箇所があることを知らされ 「まさか自分が。」というショックから加速するように髪の毛が抜け始め、 結果的には5か月間で頭部のほぼ全体が抜け落ちました。
発症してから4か月目で親族の紹介の元、大学病院にかかることに。かなり『重症』と診断されたため、免疫細胞の働きを抑えるステロイドの塗布と毛穴に薬が直接入り高い改善効果が期待できる頭部への直接注射による治療を開始。
規則正しい生活へ戻すことを心がけ、一旦それまでの仕事も辞め環境を一新します。 回復の兆しが見え大きく変わり始めたのは、 茶人である親友の誘いで野山の自然に触れる時間が増えてから。
めまぐるしく過ぎゆく日常から離れ、 天然のきのこ狩りや自然薯堀りを生まれて初めて体験し、自然が作り出すものの美しさや生命力の強さを目の当たりにすることで、
喜びはこんなに近くに溢れているんだ！人間らしく生きることは何か、ということに改めて気付かされました。
四季折々の自然から学び、家族や多くの友人の支えによって一日一日を過ごしてきた5年目の今、小児がんの子供たちや放射線治療で脱毛に悩んでいる方が自然な姿で自分らしく生きられるように
ヘアードネーションが提供できる程の長さまで克服できたのはとても嬉しく思います。現在はOLのかたわら、日本の食や文化を通してイベントやセミナーの企画運営をしていますが、
自然とともにちいさなことをこつこつと重ねて生きることで、こじんまりとでもそれぞれの生きる喜びや楽しみを伝え、広げて行けたらいいなと思っています。」
当時の上司から脱毛箇所があることを知らされ 「まさか自分が。」というショックから加速するように髪の毛が抜け始め、 結果的には5か月間で頭部のほぼ全体が抜け落ちました。
発症してから4か月目で親族の紹介の元、大学病院にかかることに。かなり『重症』と診断されたため、免疫細胞の働きを抑えるステロイドの塗布と毛穴に薬が直接入り高い改善効果が期待できる頭部への直接注射による治療を開始。
規則正しい生活へ戻すことを心がけ、一旦それまでの仕事も辞め環境を一新します。 回復の兆しが見え大きく変わり始めたのは、 茶人である親友の誘いで野山の自然に触れる時間が増えてから。
めまぐるしく過ぎゆく日常から離れ、 天然のきのこ狩りや自然薯堀りを生まれて初めて体験し、自然が作り出すものの美しさや生命力の強さを目の当たりにすることで、
喜びはこんなに近くに溢れているんだ！人間らしく生きることは何か、ということに改めて気付かされました。
四季折々の自然から学び、家族や多くの友人の支えによって一日一日を過ごしてきた5年目の今、小児がんの子供たちや放射線治療で脱毛に悩んでいる方が自然な姿で自分らしく生きられるように
ヘアードネーションが提供できる程の長さまで克服できたのはとても嬉しく思います。現在はOLのかたわら、日本の食や文化を通してイベントやセミナーの企画運営をしていますが、
自然とともにちいさなことをこつこつと重ねて生きることで、こじんまりとでもそれぞれの生きる喜びや楽しみを伝え、広げて行けたらいいなと思っています。」
山本亜沙子さん
38
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「自分が恵まれていること』に気づいたこと」
今回参加させて頂いた理由は、治療で髪がなくなってしまったけど、体は頑張ってくれてまた生えてきたことに感謝していて、
普通に生きてたら髪が生えることに感謝なんてしなかったけど、自分の体に感謝する大切な機会をもらったなとしみじみ思っていたので、
それを残せる記念にしたかったから参加しました。
普通に生きてたら髪が生えることに感謝なんてしなかったけど、自分の体に感謝する大切な機会をもらったなとしみじみ思っていたので、
それを残せる記念にしたかったから参加しました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
病気になるまでは、問題解決の方法は必ずある、と思って頑張って肩肘張って生きてきましたが、病気になってからはもっと笑顔でいることを意識してます。
笑顔でいることは問題解決にもたまになるし、相手も笑顔になるし。
笑顔でいることは問題解決にもたまになるし、相手も笑顔になるし。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
病気で辛い思いをして、悲しかったり死にたくなっても、同じ病気で辛い思いをしている人はたくさんいるので、助けを求めれば必ず応えてくれます。
そして病気の先輩達も応えたいと思っているので助けを求めてください！
そして病気の先輩達も応えたいと思っているので助けを求めてください！
永竹里早さん
44
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「前を向けること」
前を向いて未来を見据えることのできるマインドを持てること。
35歳の時、子宮頚がん（ステージII B）が見つかり子宮を全摘。10年経った今でも言葉では言い表すことが難しい喪失感のような痛みを感じます。
病気をしてから日常生活で強いられることも多くなり、元通りになっていないことで、病気のことをうまく忘れられない自分がいます。
命があって仕事をしながら楽しい毎日を過ごせていることに感謝して、今まで以上に人には優しくできるはずと自分でも思いますが、それは綺麗事だなと感じることもしばしばあります。
人生の厳しい側を見てきた自分だからこそ、人には前より厳しい目を向けることもあります。それはまた別のやさしさと捉えることもできるのかもしれませんが。
たぶん私のRe-bornは、ここを乗り越えてもっと無条件に人にやさしくなれた時に完了するのだと思います。
そしてそれは少しずつかもしれませんが、必ず実現していきたいことです。
35歳の時、子宮頚がん（ステージII B）が見つかり子宮を全摘。10年経った今でも言葉では言い表すことが難しい喪失感のような痛みを感じます。
病気をしてから日常生活で強いられることも多くなり、元通りになっていないことで、病気のことをうまく忘れられない自分がいます。
命があって仕事をしながら楽しい毎日を過ごせていることに感謝して、今まで以上に人には優しくできるはずと自分でも思いますが、それは綺麗事だなと感じることもしばしばあります。
人生の厳しい側を見てきた自分だからこそ、人には前より厳しい目を向けることもあります。それはまた別のやさしさと捉えることもできるのかもしれませんが。
たぶん私のRe-bornは、ここを乗り越えてもっと無条件に人にやさしくなれた時に完了するのだと思います。
そしてそれは少しずつかもしれませんが、必ず実現していきたいことです。
02.生きていく上で大切にしていることは？
楽しむこと。行動力をもつこと。 大切な人たちとの時間。
03.感じること、伝えたいことなど、PRしたい事など。
病気とは縁遠い自分にとってまさかのまさかでした。
今では広く知られるようになりましたが、子宮頚がんの原因とされるヒトパピローマウイルスは男性経験のある女性のほとんどが生涯に一度は感染するといいます。
9割の人は免疫力で退治し、残りはガン細胞化させてしまいます。
ほぼ誰にでもやってくる脅威ということを理解して、ぜひ検診を受けてほしいです。
今では広く知られるようになりましたが、子宮頚がんの原因とされるヒトパピローマウイルスは男性経験のある女性のほとんどが生涯に一度は感染するといいます。
9割の人は免疫力で退治し、残りはガン細胞化させてしまいます。
ほぼ誰にでもやってくる脅威ということを理解して、ぜひ検診を受けてほしいです。
RYOKOさん
37
3年前、若年性の乳がんで過酷な治療を続けていた経験があるRYOKOさん。
病気になって初めて「生きる」ことへの意識が強く芽生えたとのこと。
『今、この瞬間を精一杯生きよう！』とありふれた日常の中にも、これまで感じたことのない、色々なステキなことに気づき感じられるようになったと言います。
『自分の人生は自分しか生きられない！私は私のために生きる！』同じように病気で悩み苦しんでいる人たちのためにも、そして何より自分自身のためにも、
『どんな時でもお洒落を楽しみたい！綺麗でありたい！』その想いをかたちに、社会貢献事業を立ち上げました。
2015年から開催されている乳がんサバイバーによるファッションショーの発起人もRYOKOさんです。
病院や介護施設の店舗開発など活躍の場を広げ、多くの患者さんたちに笑顔を届けています。
病気になって初めて「生きる」ことへの意識が強く芽生えたとのこと。
『今、この瞬間を精一杯生きよう！』とありふれた日常の中にも、これまで感じたことのない、色々なステキなことに気づき感じられるようになったと言います。
『自分の人生は自分しか生きられない！私は私のために生きる！』同じように病気で悩み苦しんでいる人たちのためにも、そして何より自分自身のためにも、
『どんな時でもお洒落を楽しみたい！綺麗でありたい！』その想いをかたちに、社会貢献事業を立ち上げました。
2015年から開催されている乳がんサバイバーによるファッションショーの発起人もRYOKOさんです。
病院や介護施設の店舗開発など活躍の場を広げ、多くの患者さんたちに笑顔を届けています。
01.生きていく上で大切にしていることは？
「エッジーに生きること」
02.現在の活動内容や伝えたいこととは？
「疾患してから２度目の起業をしました。世界中の逆境を抱える人へ『今この一瞬のトキメキを届ける！』をミッションに、ケア、介護用品のファッションブランド
『KISS MY LIFE 』の運営や、病院や介護施設への店舗やワゴンショップの開設、またそれらの空間プロデュースをしています。
これらの事業を通して、人生の逆境においても『自分らしく』生きることの素敵さを伝えられたらいいと思っています！」
『KISS MY LIFE 』の運営や、病院や介護施設への店舗やワゴンショップの開設、またそれらの空間プロデュースをしています。
これらの事業を通して、人生の逆境においても『自分らしく』生きることの素敵さを伝えられたらいいと思っています！」
KISS MY LIFE
株式会社 TOKIMEKU JAPAN
渥美朱美さん
52
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「自分が変わろう」と気づいたこと。
ＯＬの傍ら、飲食店での副業を経て3年前に結婚と同時に主人の運営する会社で働いています。
結婚当初は、Ｗﾜｰｸをしていましたが、主人の会社の仕事も増え両立は難しいと思い退職を決意したころ、左右の乳房に違いがあることに気がつきました。
検診をしたところ「乳がん」であることがわかりました。
ステージは１。そしてその1週間後には手術、摘出。
私の母もがんを患い、66歳で他界。その頃から、人間の生き方や在り方を深く考えるようになりました。
「がん」には意味がある。一番大事な母との別れで多くのことを学びました。
元々美味しいものが大好き。本物の「食」、体が喜ぶ「食」を学び、薬に頼らない治療など今もなお追及しています。
自分が「がん」になったことは、特に気にしないようにしていますが、心がけていることは「明日は、わからない。今、この瞬間を大切に楽しむ」
結婚当初は、Ｗﾜｰｸをしていましたが、主人の会社の仕事も増え両立は難しいと思い退職を決意したころ、左右の乳房に違いがあることに気がつきました。
検診をしたところ「乳がん」であることがわかりました。
ステージは１。そしてその1週間後には手術、摘出。
私の母もがんを患い、66歳で他界。その頃から、人間の生き方や在り方を深く考えるようになりました。
「がん」には意味がある。一番大事な母との別れで多くのことを学びました。
元々美味しいものが大好き。本物の「食」、体が喜ぶ「食」を学び、薬に頼らない治療など今もなお追及しています。
自分が「がん」になったことは、特に気にしないようにしていますが、心がけていることは「明日は、わからない。今、この瞬間を大切に楽しむ」
02.生きていく上で大切にしていることは？
人生1度っきり！明日死んでも悔いがないようにしたい！
03.現在の活動や伝えたいこと
食で元気に！免疫力をあげて元気に暮らす！
発酵食品の素晴らしさを伝えたい。
自分の体は、自分でケアしていきたいものです。
「がん」になったことで、家族のありがたさ、人生観が大きくかわります。やりたいと思ったことは、後回しにせず自分の好きなことを楽しみましょう！
そして、大好きな仲間とともに飲んで、食べて語り合いたい！
自分の体は、自分でケアしていきたいものです。
「がん」になったことで、家族のありがたさ、人生観が大きくかわります。やりたいと思ったことは、後回しにせず自分の好きなことを楽しみましょう！
そして、大好きな仲間とともに飲んで、食べて語り合いたい！
雨谷広美さん
41
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「心がとても強くなれたこと」
長男・蒼太（7）を出産する直前に、彼に障がいがあることがわかりました。世界に数人という染色体異常。
平衡感覚を司る小脳虫部がないので、自分の力で歩くことも話すこともできません。そのため小さな頃から日々リハビリを行っていますが、
小さな体で懸命に取り組む姿は本当に健気で、息子を本当に誇りに思います。
出産の前、医者からは1年生きられるかどうかと宣告されました。生まれてきた彼は本当にとてもかわいくて。
長く入院し小さな頃は食事も経管チューブで取り、病気がちでしたが、今では信じられないくらい毎日大盛りのご飯を食べ、元気に学校に通い、先生や友達と楽しく過ごせるまでに！
また蒼太には1歳の弟がいますが、弟ができてとてもしっかりしました。弟が可愛いようでいつも笑顔で見守っています。
息子が生まれるまで障がい者との関わりはなく、まったく未知の世界でした。正直、大変なことだけしか想像できませんでしたが、
私たち夫婦は蒼太のおかげで知らなかった世界を知ることができ、いろんなことを教えてもらっています。そして何より、自分がとても強くなれました。
今は細かいことはどうでもよくなり、息子たちが笑顔でいてくれることが何より大切だと実感しています。
日本では、障がい者を見る目にも偏見があり、さまざまな場所で整備が遅れています。
だからこそ、私たちはどこにでも彼を連れていき、いろいろな経験をすることで、多くの人に関わってもらいたいと思っています。
障害のある子を持つ親の最大の悩みは子供の将来です。今はまだ小さいですが、先のことを考えるととても怖いです。高校生まで義務教育がありますが、
その先は限られた安心とは言い難い状況です。さらに自分がいなくなった後のこととなると…。親はもちろんですが、社会で支援する体制を整えていけないかと切実に感じます。
平衡感覚を司る小脳虫部がないので、自分の力で歩くことも話すこともできません。そのため小さな頃から日々リハビリを行っていますが、
小さな体で懸命に取り組む姿は本当に健気で、息子を本当に誇りに思います。
出産の前、医者からは1年生きられるかどうかと宣告されました。生まれてきた彼は本当にとてもかわいくて。
長く入院し小さな頃は食事も経管チューブで取り、病気がちでしたが、今では信じられないくらい毎日大盛りのご飯を食べ、元気に学校に通い、先生や友達と楽しく過ごせるまでに！
また蒼太には1歳の弟がいますが、弟ができてとてもしっかりしました。弟が可愛いようでいつも笑顔で見守っています。
息子が生まれるまで障がい者との関わりはなく、まったく未知の世界でした。正直、大変なことだけしか想像できませんでしたが、
私たち夫婦は蒼太のおかげで知らなかった世界を知ることができ、いろんなことを教えてもらっています。そして何より、自分がとても強くなれました。
今は細かいことはどうでもよくなり、息子たちが笑顔でいてくれることが何より大切だと実感しています。
日本では、障がい者を見る目にも偏見があり、さまざまな場所で整備が遅れています。
だからこそ、私たちはどこにでも彼を連れていき、いろいろな経験をすることで、多くの人に関わってもらいたいと思っています。
障害のある子を持つ親の最大の悩みは子供の将来です。今はまだ小さいですが、先のことを考えるととても怖いです。高校生まで義務教育がありますが、
その先は限られた安心とは言い難い状況です。さらに自分がいなくなった後のこととなると…。親はもちろんですが、社会で支援する体制を整えていけないかと切実に感じます。
02.生きていく上で大切にしていることは？
笑顔。蒼太の笑顔が何より大切です。これからも息子たちにたくさん笑顔で過ごして欲しいと思っています。
まるちゃんさん
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「病気を持って生まれた息子のおかげで、バージョンアップした私がいる。」
去年生まれたばかりの圭くんは、遺伝子の突然変異による先天性疾患の「トリーチャーコリンズ症候群」。
1万〜5万人に1人とも言われる珍しい病気で、日本ではまだなかなか知られていないだろう。
頭蓋顎顔面骨の低形成（特に下顎や外耳など）により口周り、聴覚などに障害をもち、
重度の場合は呼吸困難による気管切開など日常生活を送るために医療ケアが必要だ。
トリーチャーコリンズ症候群の人たちは、顔の低形成以外に問題はない事が多い為、自立した生活を送る事が出来るのだが、
その見た目の問題や医療ケア行為により、様々な困難に直面している。
母親のまるちゃんは、圭くんが生まれた当初、抱えた大きな悩みのやり場に困っていたが、時間と共に考え方そのものが変化してゆき、
「圭くんのオリジナリティを受け入れて大切に育てていきたい、そして少しでも多くの人にこの病気のことを知ってもらって偏見をなくしたい。」
と強く願っている。
1万〜5万人に1人とも言われる珍しい病気で、日本ではまだなかなか知られていないだろう。
頭蓋顎顔面骨の低形成（特に下顎や外耳など）により口周り、聴覚などに障害をもち、
重度の場合は呼吸困難による気管切開など日常生活を送るために医療ケアが必要だ。
トリーチャーコリンズ症候群の人たちは、顔の低形成以外に問題はない事が多い為、自立した生活を送る事が出来るのだが、
その見た目の問題や医療ケア行為により、様々な困難に直面している。
母親のまるちゃんは、圭くんが生まれた当初、抱えた大きな悩みのやり場に困っていたが、時間と共に考え方そのものが変化してゆき、
「圭くんのオリジナリティを受け入れて大切に育てていきたい、そして少しでも多くの人にこの病気のことを知ってもらって偏見をなくしたい。」
と強く願っている。
02.生きていく上で大切にしていることは？
「人生一つ、よく笑う事。」
03.現在の活動や伝えたいことは？
「やんちゃな息子がとても可愛いのです。でも伝えたいのはちょっと違う角度のお話。
以前の私には「障害」は無縁だと思っていましたが、実際には誰にでも可能性があるもの。
そして医療ケアが必要な子供達の通える保育園や幼稚園などの社会資源がほぼないのが現状です。
そんな中で、どんな子供達もが通えてその能力が引き出され、障害を持った子供の親でも働ける多様性に富んだ世の中になればと願っています。
現在育休中ですが、その為には何をすればよいか日々考え一歩ずつ進んでます。」
以前の私には「障害」は無縁だと思っていましたが、実際には誰にでも可能性があるもの。
そして医療ケアが必要な子供達の通える保育園や幼稚園などの社会資源がほぼないのが現状です。
そんな中で、どんな子供達もが通えてその能力が引き出され、障害を持った子供の親でも働ける多様性に富んだ世の中になればと願っています。
現在育休中ですが、その為には何をすればよいか日々考え一歩ずつ進んでます。」
医療ケアの必要な子 フローレンスさんがわかりやすくまとめていらっしゃいます。ご興味があれば。
うーらさん
42
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「再確認すること」
...辛い思いをしても時が経つと薄れてしまいがちなので。
10年ほど前に子宮頸がんを患ったうーらさんは、その経験を通して「病気が自分事になり得る」「人は死ぬのだ」ということを初めて実感したそうです。
当時好きだったオーガニックコスメをきっかけに、有機野菜にも興味を持ち始めたことから、治療は手術ではなく断食を選択し、
同時にカイロプラクティックや鍼などの民間療法も取り入れていました。ところが断食は自分のライフスタイルに合わず辛かったため、
その後は食事療法にシフト。菜食生活を続けていたところ、約半年ほどで癌が消えて完治したのでした。
それ以降食事の大切さを改めて実感したうーらさんは外食が出来ない分、自分自身と向き合う時間に料理を楽しむことで、
病気のことを思いつめることなく精神的にも安定したのだと言います。
病気を克服してから、その経験を元に数冊の料理本を出版され、現在はWebデザイナーとしてもご活躍中です。
著書：
「うーらのオーガニックレシピ手帖1.2.3（エンターブレインムック）」
「野菜が主役！うーらのヘルシー遅ごはん（小学館）」など他多数
10年ほど前に子宮頸がんを患ったうーらさんは、その経験を通して「病気が自分事になり得る」「人は死ぬのだ」ということを初めて実感したそうです。
当時好きだったオーガニックコスメをきっかけに、有機野菜にも興味を持ち始めたことから、治療は手術ではなく断食を選択し、
同時にカイロプラクティックや鍼などの民間療法も取り入れていました。ところが断食は自分のライフスタイルに合わず辛かったため、
その後は食事療法にシフト。菜食生活を続けていたところ、約半年ほどで癌が消えて完治したのでした。
それ以降食事の大切さを改めて実感したうーらさんは外食が出来ない分、自分自身と向き合う時間に料理を楽しむことで、
病気のことを思いつめることなく精神的にも安定したのだと言います。
病気を克服してから、その経験を元に数冊の料理本を出版され、現在はWebデザイナーとしてもご活躍中です。
著書：
「うーらのオーガニックレシピ手帖1.2.3（エンターブレインムック）」
「野菜が主役！うーらのヘルシー遅ごはん（小学館）」など他多数
02.生きていく上で大切にしていることは？
「食事」「Happy」「笑うこと」
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
病気が発覚した当初、まだあまり浸透していなかった食事療法を選択しました。
もう10年近く前のことなので、今ほど「オーガニック」や「酵素」「断食」などは一般的に浸透しておらず、
病院の先生から訝しい目で見られたことだけは鮮明に覚えています。
治療方針を決めてからは、民間療法の先生に指導を受け、奇跡的に治癒したものの、今思えば食事で100%治ったわけではないように思います。
そもそも「思いつめることが困難な性格」のため、自分が病気であることを半ば忘れ、
良くも悪くも病気にフォーカスすることなく日々を過ごしていたことも食事に勝る治癒の一因だったのでは、と感じています。
治療初期は、断食による過度なイライラ期も体験しましたが、あの頃が一番不健康だったのではないかと思います。
人それぞれの状況にもよるとは思いますが、「気持ちを健康に保つこと」が一番大切なことだなと学びました。
もう10年近く前のことなので、今ほど「オーガニック」や「酵素」「断食」などは一般的に浸透しておらず、
病院の先生から訝しい目で見られたことだけは鮮明に覚えています。
治療方針を決めてからは、民間療法の先生に指導を受け、奇跡的に治癒したものの、今思えば食事で100%治ったわけではないように思います。
そもそも「思いつめることが困難な性格」のため、自分が病気であることを半ば忘れ、
良くも悪くも病気にフォーカスすることなく日々を過ごしていたことも食事に勝る治癒の一因だったのでは、と感じています。
治療初期は、断食による過度なイライラ期も体験しましたが、あの頃が一番不健康だったのではないかと思います。
人それぞれの状況にもよるとは思いますが、「気持ちを健康に保つこと」が一番大切なことだなと学びました。
和泉匡佳さん
47
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「今目の前にある全てのことと目をそらさずに向き合い、受け入れること。そして、必要のないものや思いは手放すこと。日々をシンプルに丁寧に生きること。」
ごく一部の近しい方以外には公表せずに、乳癌の治療をされていた経験のある匡佳さん。
現在は、Healing＆Esthetic Angelique主宰、セラピスト＆エステティシャンとして多くの人の心と体のメンテナンスをされています。
今回Re-bornのために、そして同じ病で悩まれている方の役に立てればとご参加くださいました。
現在は、Healing＆Esthetic Angelique主宰、セラピスト＆エステティシャンとして多くの人の心と体のメンテナンスをされています。
今回Re-bornのために、そして同じ病で悩まれている方の役に立てればとご参加くださいました。
02.生きていく上で大切にしていることは？
「日々誰かのために、何かが出来る人であること」
私は自分の過信と思い込みで乳がんの発見が遅れました。
そんな私に「すぐに病院に行くよう促してくれたのは、一人の施術者でした。
あの時、彼女に出会ってなかったら・・・多分、私は今ここにいなかったと思います。
ガンサバイバーとなった今、私は「生きている」のではなく、何か役目があるから「生かされている」と思っています。
たくさんの人に支えて頂いて繋いだ命だからこそ、私も自分のできることで誰かの役に立つ人でありたいと思ってます。
そんな私に「すぐに病院に行くよう促してくれたのは、一人の施術者でした。
あの時、彼女に出会ってなかったら・・・多分、私は今ここにいなかったと思います。
ガンサバイバーとなった今、私は「生きている」のではなく、何か役目があるから「生かされている」と思っています。
たくさんの人に支えて頂いて繋いだ命だからこそ、私も自分のできることで誰かの役に立つ人でありたいと思ってます。
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
「一日一日、感謝して真剣に生きる」
2012年に湿潤ガンと特殊型進行ガンの2つが左胸に見つかりました。
リンパ節への転移あり、ステージ2b。大きさは約5cmになっていました。
術後の病理検査によって、再発&転移のリスクが中～高と診断され、抗がん剤2クール、ハーセプチン療法1年、放射線治療のフルコースを経て、そして現在もホルモン療法を続けています。
癌になり「あ、もしかしたら私死ぬかもしれないんだ」という現実に向き合って、初めて生きる意味、そして生かされる意味を真剣に考えられるようになりました。
過ぎてしまった過去や、起きてもいない未来のことを心配して、くよくよ悩んだり憂いたりするよりも、今、生きている、生かされていることに事に感謝して、
自分のすべきことに真剣に向き合って生きていこうと思っています。
リンパ節への転移あり、ステージ2b。大きさは約5cmになっていました。
術後の病理検査によって、再発&転移のリスクが中～高と診断され、抗がん剤2クール、ハーセプチン療法1年、放射線治療のフルコースを経て、そして現在もホルモン療法を続けています。
癌になり「あ、もしかしたら私死ぬかもしれないんだ」という現実に向き合って、初めて生きる意味、そして生かされる意味を真剣に考えられるようになりました。
過ぎてしまった過去や、起きてもいない未来のことを心配して、くよくよ悩んだり憂いたりするよりも、今、生きている、生かされていることに事に感謝して、
自分のすべきことに真剣に向き合って生きていこうと思っています。
太田亜紀さん
42
01.あなたにとってのRe-bornとは？
「つながり」
「周りの支えやつながりの中で、今、私は、生きています。」と伝えて下さった亜紀さん。
26歳のときにくも膜下出血を患いました。3割の人が死に至り、3割の人に障害が残ると言われる病気。
手術から現在までたくさんの人の手と心に助けられ、それまでは自分一人で何でもできる生きていけると思っていた亜紀さんが、
病気を通して強く感じたひとつ、それが「つながり」だったそうです。
現在は、リラックス＆カウンセリングサロンSORA主宰の他、産業カウンセラー、五感美養アドバイザー®として活動されています。
26歳のときにくも膜下出血を患いました。3割の人が死に至り、3割の人に障害が残ると言われる病気。
手術から現在までたくさんの人の手と心に助けられ、それまでは自分一人で何でもできる生きていけると思っていた亜紀さんが、
病気を通して強く感じたひとつ、それが「つながり」だったそうです。
現在は、リラックス＆カウンセリングサロンSORA主宰の他、産業カウンセラー、五感美養アドバイザー®として活動されています。
02.生きていく上で大切にしていることは？
「Life is simple」
03.現在の活動内容や伝えたいこととは？
「Life is simple」をモットーに、五感を活かした活動を中心とした、心と体の健康増進のサポートをしています。
暑い、寒い、今日は肌が明るい、体が重い、食欲はある、苦く感じる...五感を使う生活が気づかせてくれる、大小様々な心身からのメッセージ。
そのメッセージをキャッチすることで、より早く心身をケアできるようになり、心に余裕が生まれてきます。
すると、セルフケアだけでなく、他人の不調にも気づくことができます。パートナーや家族、同僚や友達の小さな変化に
「だいじょうぶ？」と声をかける余裕も生まれてくるのです。心の余裕は、コミュニケーションをよりよいものにしてくれます。
五感を磨くことは「生きる力」を養うこと。
毎日の生活の中で意識をするだけで、五感は活かされ磨かれていきます。
そう、五感を使う生活は、シンプルライフそのもの！
私たちの体に生まれながらにして備わった、素晴らしい感覚を活かし、心も体も健康に過ごしていけるといいですね。
暑い、寒い、今日は肌が明るい、体が重い、食欲はある、苦く感じる...五感を使う生活が気づかせてくれる、大小様々な心身からのメッセージ。
そのメッセージをキャッチすることで、より早く心身をケアできるようになり、心に余裕が生まれてきます。
すると、セルフケアだけでなく、他人の不調にも気づくことができます。パートナーや家族、同僚や友達の小さな変化に
「だいじょうぶ？」と声をかける余裕も生まれてくるのです。心の余裕は、コミュニケーションをよりよいものにしてくれます。
五感を磨くことは「生きる力」を養うこと。
毎日の生活の中で意識をするだけで、五感は活かされ磨かれていきます。
そう、五感を使う生活は、シンプルライフそのもの！
私たちの体に生まれながらにして備わった、素晴らしい感覚を活かし、心も体も健康に過ごしていけるといいですね。